上溝市場開設50周年を記念して建てられた石碑が本町自治会館広場に芭蕉の句碑と並んであります。
上溝市場は、明治3年(1870)に開かれました。毎月3と7のつく日(月に6回)に開かれて、「溝市」と呼ばれていました。当時この地方は養蚕が盛んで上溝に蚕糸関係の取引所が多くありました。
「市」は本町通り(旧国道129号線)の路上(道のまん中に溝が掘られてあった)に巾6メートル、長さ約300メートルに店が背中あわせに並びました。店の種類も日用品から農機具、種苗、衣料品までさまざまで、特に7月のお天王様の前や暮れの大市には近くの町や村からも大勢の人が集まって来て、大変賑わいました。
子供たちも大人の人に一緒に連れてきてもらい、用事の済むのをまって、帰りにはおみやげを買ってもらっていたと言うことです。業者は八王子や町田方面からもたくさんの品物を持ってきていたそうです。
昭和に入り戦争がはげしくなり、やがて市場は廃止されました。
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